Topic outline
- 本スライドのアドレスは p.tl/XRiA です
- TIES V8 は、Moodleがベース。
TIES V8 は、Moodleがベース。
Moodleにある機能はすべて、TIES V8 にも入っている。
富山大学のサイトは、オンラインでのMoodleマニュアルの定番の一つ。
https://www.tieskun.net/mod/wiki/view.php?id=373
TIES基本機能を項目毎に説明しています
http://www.itc.u-toyama.ac.jp/moodle2/pdf2/mdl2-primer.pdf
Moodleの使い方が一通り、簡潔にまとめられています
- 科目、学生、教員の自動登録
科目、学生、教員の自動登録
標準規格「IMSエンタープライズ」形式のデータファイルを用いれば、外部データを用いて登録可能。
「管理」の サイト管理 ► プラグイン ► 受講登録 ► 登録プラグイン管理 で「IMSエンタープライズファイル」を Yes に。コース(科目)作成、ユーザ作成、およびコースへの登録が可能。
データファイルが更新される度に,Moodleが自動的に読み込んで処理を行ってくれる。
熊本大学では,これを用いて、Moodleに全科目(約8,000科目),全ユーザ(約10,000ユーザ)を自動登録。 - 申請がある度にコースを作成する
申請がある度にコースを作成する
「コースリクエスト」の機能を経由して申請してもらうと便利。
コースの数が少ない場合は、この方法でも充分管理可能。
サイト管理 ▽ コース ▽ コースリクエスト の画面で、「コースリクエストを有効にする」をYesにすると、各ユーザの http://Moodleサーバ名/course/ のページに、「コースをリクエストする」のボタンが表示されます。
- コースのバックアップを取っておくのは大事
コースのバックアップを取っておくのは大事
・手動でのバックアップ
各コースの「設定」の「バックアップ」でバックアップファイルを作成し,ダウンロードして保管しておく。
・自動バックアップ (各コースの「省略名」は英数文字にしておくのが無難)
曜日・時刻を指定してバックアップできる。
「設定」の「サイト管理 >> コース >> バックアップ >> 自動バックアップセットアップ」で指定。
過去のバックアップを何世代まで残すかや,バックアップファイルの出力場所を指定可能。・バックアップファイルを使って,同一サイト内や別サイトへ、コースをコピーできる。
- Moodleの使い方を知るには
Moodleの使い方を知るには
- とりあえず試行錯誤
- オンラインドキュメント:
- コミュニティで聞く (要 ユーザ登録)
- Japanese Moodle フォーラム http://moodle.org/course/view.php?id=14
- その他の英語の膨大な数のフォーラム
- Moodle Docs http://docs.moodle.org/ja/
- 書籍 (Amazonで 'Moodle' を検索すると出てくる)
- 教材例 : ネットワーク援用教育論
教材例 : ネットワーク援用教育論
開発した教材の概要:
熊本大学 大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻の科目。 LMSとは何か、PHPでの簡単なWebアプリケーション作成、Moodleのプラグイン開発までを学ぶ。
Moodle上の教材全体がストーリー仕立てになっており、学習者が、とある会社の入社面接を受け、ITシステム開発部門のリーダーとして様々なミッションをこなすという想定で、LMSについての調査、PHPプログラミング、LMSカスタマイズなどの課題に取り組む構成。
担当教員の声:すべての課題がフォーラム上(掲示板)に提出されるので、受講生は、他の受講生の進み具合が分かり、サルマネもし難い、他の人の書き込みよりも良いものを、と頑張る学生もいて、紙のレポート提出で課題を出してもらうよりも、学生は熱心に取り組んでいるのではと感じる。 ストーリー仕立てであることも、学生の意欲を引き出すのに役立っていると思う。
http://mo.ield.kumamoto-u.ac.jp/kb/course/view.php?id=8
- 教材例:情報リテラシー教員向けコンテンツ
教材例:情報リテラシー教員向けコンテンツ
教材の特徴:
- ビデオ教材は使っていない(社会人大学院生は忙しい)
- 15回の毎回に小さなレポート提出(毎回の出席認定に相当)
- 学習者同士の教えあい・相互評価を重視(社会人は経験豊富、横から目線の方が良い面も、評価方法は明示すべし)
- 最終評価点はすべてオンラインレポート(他人のレポートも見える・見せる)
http://mdl01.kumamoto-u.ac.jp/mm/course/view.php?id=22