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- Moodle関連でやっていること
Moodle関連でやっていること
翻訳本の出版
「Moodleによる eラーニングシステムの構築と運用」 やWilliam H. Rice IV (著), 喜多 敏博 (翻訳・監訳), 福原 明浩 (翻訳) 2009年11月20日発売 定価3,675円
(original: Moodle 1.9 E-Learning Course Development)
技術評論社サイトの連載
「eラーニングシステム Moodleの活用とカスタマイズ」 http://gihyo.jp/dev/serial/01/moodle 喜多敏博
ただし、更新頻度: 1年に1回。 orz
- Moodleとは
Moodleとは
代表的なオープンソースLMS (Learning Management System) の一つ
- 無料で配布されており,誰でも利用できるLMS
- PHPで書かれており、世界中の有志によって開発,改良
- moodle.orgへ名前を登録したMoodleサイト : 66,000サイト以上
- 108言語の言語パックあり(その内21個の言語パックで翻訳率が80%以上)。200カ国以上で使用。
- 日本の大学で、シェアが最も多いLMS
- オープンソースなので,独自改良、プラグイン開発が容易
Moodle本家サイト
Moodle HQ で管理運営されているもの
- Moodleでの大学連携、教材共有の例
Moodleでの大学連携、教材共有の例
大学連携高度教育基盤システム http://general.uela.org/moodle/
2011年4月、震災で影響を受けた大学へのeラーニング利用の支援策として、UeLA(大学eラーニング協議会)、ニフティ、住商情報システム によって運用が開始された。
- Moodleでの教材配布の例
Moodleでの教材配布の例
UPO-NET http://upo-net.ouj.ac.jp/
オンライン学習大学ネットワーク (放送大学) 高等教育機関などのeラーニングの普及、拡大、また多様なメディアを活用した教育の実現に資することを目的に行っている事業
- Moodleのモバイル端末対応
Moodleのモバイル端末対応
Moodle 2.2 から標準搭載のテーマを選ぶと、Moodleをスマホ、タブレットで利用可能 (テーマセレクタでmobileのテーマをmyMobileに設定するとよい)
- IMS LTI 標準規格による外部Webツールとの連携
IMS LTI 標準規格による外部Webツールとの連携
LMS (Moodleなど) からWeb上の様々な外部のツールを起動できる。 (いちいち認証は不要。)
呼び出されたツールから学習結果をLMSに戻すことも出来る。
IMS LTI の概要・詳細についてのドキュメント、 LTIに準拠したツールのサンプルコードなどがある。
Moodle から、学習者についての情報や、どのコースから (どのコンテキストから) 呼び出されたかの情報などが渡されていることが分かる。
- Moodleコミュニティハブによるコンテンツ共有
Moodleコミュニティハブによるコンテンツ共有
Moodle 2.0 以降であれば、極めて手軽にコンテンツを相互に公開できる。
なお、「コミュニティファインダ」という標準ブロックを設置すれば、そこから学習者がコミュニティハブで公開されているコンテンツをすぐに検索して利用できる。
- Shibboleth(シボレス)でのユーザ認証
Shibboleth(シボレス)でのユーザ認証
複数のシステム間のSSO(シングルサインオン: パスワード入力は一度だけ)を可能にする。
Moodle も以前から Shibboleth でのユーザ認証に標準的に対応している。
http://www.gakunin.jp/
複数の大学間などでのLMSなどの相互利用が可能となる。