一般
以下は、大学院 教授システム学専攻 「eラーニング実践演習」でのeラーニング教材開発の一環として、eラーニング推進機構で開発し、熊本大学の授業や研修で利用されている教材です。
以下は、大学院 教授システム学専攻 「eラーニング実践演習」でのeラーニング教材開発の一環として、eラーニング推進機構で開発し、熊本大学の授業や研修で利用されている教材です。
http://www2.gsis.kumamoto-u.ac.jp/~idportal/wp-content/uploads/p2a-fls-43.pdf
喜多敏博・合林亨・汐月哲夫・松永信智・宮内肇(2009)「工学部の学生実験科目におけるeラーニングの活用 - レポート執筆の基礎知識習得と合格証発行 - 」 日本教育工学会 第25回全国大会(東京大学)発表論文集 P2a-FLS-43
開発した教材の概要:
熊本大学工学部 情報電気電子工学科2年次生の必修科目。 レポート作成の基礎を学ぶ科目でもあるため,開始当初はレポートの書き方を知らずに取り組む学生が多く,指導に多くの労力がかかる。
これを改善するために,レポート執筆の基礎知識を事前学習するeラーニング教材を開発。最終オンラインテストが満点の場合のみ合格証がプリントアウトできるようにし,第一回目の実験レポート提出時に,合格証を添えることを必須とした。
担当教員の声:
・ きっちり書く人は増えた一方で、最初から断念する人も見られる。二極化か。年度の違いかもしれないが。
・ 初回のレポートとして単に実験結果を綴じただけという悪質なものは減ったと感じる。
・ レポートの質の改善は見られない。
・ 図に関する指摘をする必要はかなり減った。
http://mo.ield.kumamoto-u.ac.jp/kb/course/view.php?id=8
開発した教材の概要:
熊本大学 大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻の科目。 LMSとは何か、PHPでの簡単なWebアプリケーション作成、Moodleのプラグイン開発までを学ぶ。
Moodle上の教材全体がストーリー仕立てになっており、学習者が、とある会社の入社面接を受け、ITシステム開発部門のリーダーとして様々なミッションをこなすという想定で、LMSについての調査、PHPプログラミング、LMSカスタマイズなどの課題に取り組む構成。
担当教員の声:
すべての課題がフォーラム(掲示板)上に提出されるので、受講生は、他の受講生の進み具合が分かり、サルマネもし難い、他の人の書き込みよりも良いものを、と頑張る学生もいて、紙のレポート提出で課題を出してもらうよりも、学生は熱心に取り組んでいるのではと感じる。 ストーリー仕立てであることも、学生の意欲を引き出すのに役立っていると思う。