第9回 事例紹介と議論 3 (課題4:シラバス提出と相互評価)

これまでの事例や議論をふまえて,「自分だったらこう教えたい」を 表現するシラバスを書きます。

自分なりの情報リテラシーの授業を組み立てる

もしあなたが, あなたのいる大学や会社等において, 情報リテラシー教育の授業をどのように行うべきかを設計するのを任されたとして,(または普段から業務上関わっている大学や会社等から,そこの情報リテラシー教育の授業を設計するように依頼されたとして,) あなたなら,どのような授業を組み立てますか?

以前,[課題1] で提出した30回分の学習項目名を元にしても構いませんし,全く別の考え方で0から組み立てても構いません。 [課題3] で皆さんで相互に紹介した事例と,それに対する議論も踏まえて考えてみてください。 いずれにせよ,その大学や会社の事情にあった(カスタマイズされた)授業設計を行ってください。

[課題4] のシラバスの書き方

上記のような趣旨で,[課題4] としてシラバスを作成しますが,あなたが設計する授業の,以下の項目を明確にする形で作成してください。

授業の目標(100字程度)

あなたが設計した授業が,何を目標にしている授業かを端的に短く記してください。

授業の内容(500字 - 1000字程度)

10個 - 30個程度の学習のユニット(チャンク)に内容を分割し,それぞれの学習内容を簡潔かつ具体的に記してください。

次のブロックにある [課題5] では,この「授業の内容」のどれか1つを選び,その中の30分程度分のeラーニングコンテンツを各自作成します。

受講者の評価方法(100字 - 400字程度)

どのような方法,基準を用いて評価するのかをなるべく具体的に記してください。 例えば,この「教授システム学専攻」の各科目のシラバスにあるように実際に受講生に課す課題を列挙するのも一方法です。

初夏の木漏れ日