第15回 情報リテラシー教育用コンテンツ開発3(課題5の提出)
■ 試作コンテンツの Moodle 上での公開 (課題5)
試作したコンテンツを,受講者同士で閲覧できるように公開します。jke 試作コンテンツ用コース ( http://mdl01.kumamoto-u.ac.jp/m/course/view.php?id=8750 ) にアクセスすると, 皆さん各々のお名前が書かれたトピックがあるはずですので, そのトピックを [課題5] の提出先として使ってください。
なお,今回試作したコンテンツの著作権は作成した本人である皆さんにありますが, 「来年度以降も含め,この教授システム学専攻の在学生(科目等履修生を含む)は, 試作されたコンテンツを自由に閲覧できる」ことの許諾をお願いします。 なんらかの理由で許諾することが難しい場合は,申し出てください。 申し出がない場合は許諾されたものと扱います。
SCORM準拠のコンテンツ(例えば scorm-kita.zip という名前だとする)をMoodle上にアップロードして設置した場合、その後でその改良版を作り設置しなおすときは、別の名前(例えば scorm-kita2.zip)にしてからアップロードしないと、(サーバ側のキャッシュ等が原因で)正しく更新されないことがあります。
[課題5] としての試作コンテンツの設置は,以下のいずれの方法でも構いません。
◆ あらかじめ準備したHTMLファイル等をMoodleに設置する
Moodle上の自分のコースのトップページで, 右上の [編集モードの開始] のボタンを押して編集モードに入ってください。
いくつかの箇所に「リソースの追加 ... 」と書いてあるドロップダウンリストが 表示されます。これをクリックし,「ファイル・サイトにリンク」を選びます。 「名称」や「概要」を記入の上, 「ロケーション」の「ファイルの選択またはアップロード ... 」のボタンを押し, 設置したいファイルをアップロードした上で,「選択」をクリックします。 最後に [変更を保存] を押すと完了です。
複数のファイルを一度にアップロードしたい場合は,ZIP形式で アーカイブを作ってからアップロードします。 アップロード後に,「展開」をクリックすることで, サーバ側でZIPファイルを展開することができます。
◆ Moodle の機能を利用してページを作成する
Moodle には,GUIでHTMLを編集できるエディタが備わっています。 (「リソースの追加 ... 」で 「ウェブページの作成」を選んでみてください。) これを利用すれば,特別な作成ツールを使わなくともコンテンツが作成できます。 また,その他にも様々な学習リソースを手軽に構築できるので, もし興味があればいろいろと試してみてください。
Moodle の使い方を詳細に解説したドキュメントや書籍はあまりないので, 各項目の(?)のマークを押した時に表示されるヘルプメッセージを参考にしてください。 また,Moodleの操作に関して分からないことがあれば, 本科目の掲示板を使うなどして,担当教員に遠慮なく質問してください。
■ 相互評価の方法
設置された試作コンテンツは,教員による評価だけでなく, 受講者同士でも評価を行います。 自分のコースの中での設置を完了したら,ブロック5の 「課題5(試作コンテンツの公表と相互評価)」 にその旨を書き込んで,他の受講生から評価を与えることができるようにして下さい。
また,どのような視点から評価されるかは,課題5のページ内にある 評価例(最大評点のすぐ右にリンクがあります)を見て参考にしてください。
■ 本科目のおわりに
情報リテラシー教育は,まだまだ歴史の浅い分野です。 コンピュータやインターネットの劇的な普及に伴い, 変革の時期を迎えています。
また,社会において広く行われている割には, あまり体系立った情報リテラシー教育に関する文献等は見つかりません。 特に,eラーニングとの親和性や問題点などの議論はほとんど無いようです。
情報リテラシー教育に興味を持つ皆さんにとって, この科目が一助になれば幸いです。 今後も是非,情報リテラシー教育について情報交換しましょう。
この科目を15回分終えての率直な感想を書いてください。